導電性ポリマー
ポリチオフェン系、ポリアセチレン系、ポリアニリン系、ポリピロール系がある。
それぞれ抵抗値、透明性、成膜性の違いがある。
特徴
- 高い導電性、ポリチオフェン系材料
- 高い透明性
- 湿度依存性のない安定した帯電防止特性を発現可能
- 薄膜での帯電防止性能を発現
- 耐溶剤性、耐ブロッキング性が良好
基本性状
外観 濃青色
固形分 4.5~5.5%
粘度 2.0~10.0mPa・s
pH 2.0-3.0
塗膜物性
膜厚DRY 0.6μ 乾燥条件90℃×2分
透過率 89.4%
ヘイズ 1.1
表面抵抗値 1.1×10^3
用途
帯電防止および導電コーティング、キャパシタ、太陽電池電極などに使用されています。
導電性フィラー
樹脂に導電性を付与するために加える物質です。
導電性フィラーの種類
カーボン系、金属系、金属酸化物系、金属被覆系、金属酸化物被覆系などの種類があります。
使用方法
導電性(抵抗値)によって使用する用途がことなります。
抵抗値の低いものは電極や導線、接点材料などに使用され、抵抗値が高いものは電熱線や発熱体、静電気防止用などに使用されます。
イオン液体
樹脂に添加することにより、帯電防止剤として使用することができます。
不揮発性であり耐熱性が高いことから、高温プロセスが必要とされる工程で使用することができます。
また透明性が高く、使用環境の影響を受けにくい特徴があります。